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2021-05-11


好きな記事なので、なくなると困ることから貼り付けときます。




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桜蔭の女の子
2012年10月23日(火)

高校時代の話です。



桜蔭に通っている知り合いの女の子がいました。

彼女とは、3年生のとき友人を通してある図書館の自習室で知り合いました。



今日は、その桜蔭の彼女がやっていた「スピードぐるぐる勉強法」について書いてみたいと思います(←苦し紛れにネーミングしただけです)。



彼女は優秀な桜蔭生の中でも極めて学力が高く、毎回の模試で志望校欄に「東大文T」と書き、そして毎回のようにA判定を獲得していました(A判定以外取ったことがないと言っていたような・・・)。



私は、いまと違い当時は人間の地頭(=先天的能力)の存在を完全に信じていたので、彼女みたいな人間は私とは別次元の存在、別の惑星に住む宇宙人だくらいに考えていました。当然、人の学力には先天的レベルの違いがあると信じていたので、彼女が如何に優秀であろうと、彼女の真似をしようだとか、何か一つでも盗めるものはないかとか、そんなことは全く考えませんでした。



そんなある日のことです。

彼女が「今日から世界史の勉強を始める」と言っていたので、(野次馬的な興味はあったので)それじゃ彼女の勉強の仕方でも覗いてみようと思い立ち、しばらく(数分程度だったと思います)彼女の斜め後ろ辺りから、彼女の勉強の動作を観察したことがありました。



その「動作」は、当時の私にとって、たいへん驚くべきものでした。



彼女は、世界史の教科書を、読むというよりほとんど眺めるように、ちゃんと理解しながら読んでいるとは到底思えないような速いスピードで、ページをめくっていきました。



いわゆる「速読」というものよりはずっと遅いですが、まるでマンガでも読んでいるかのようです。

テキトーに、力を抜いて、とにかくどんどん先へ進んでいくのです。



時折、気づいたように、1ページに2〜3箇所くらい、シャーペンで「ピッ」と記を付けていきます。

なんというか、しっかりとアンダーラインを引くのではなく、ちょっと斜めった感じの線を、チェックを入れるようにして、「ピッ」と一瞬で引いてしまう感じです。



そんな「動作」を、ほんの数分、呆然と眺めていました・・・。





 彼女が教科書を閉じて休憩に入ったので、すかさず私は聞いてみました。

叫び 「○○ちゃん、そんなやり方で覚えられるの?」



 彼女は笑いながら答えました。



おとめ座 「覚えられるわけないよー。だからこれから何度も読むんだよー」



叫び 「何度もって、何回くらい?」



おとめ座 「う〜ん。100回とか? 200回とか・・・?」









・・・なんじゃそりゃ(?)。



そう思いました。



私だったらそんなやり方はできないし、そもそもそんなやり方で覚えられるわけがない。

勉強をするというのは、もっとこう、マークをしたり、書き込みをしたり、ノートを作ったりetc…そんな風にちゃんと勉強することを言うんだ。



あんな風に、ただテキトーに読んでいくだけの勉強なんて、そんなの「勉強」じゃない。

私は思いました。


そうか。やっぱりこの子は特殊なんだ。 天 才 なんだ。 天才だからこんなやり方をするんだ。



「オールA判定で東大に行く人って、こういう人なんだ・・・」




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